パーソナルトレーナーが警鐘!「エナジードリンクの危険性」~その一本があなたの体を蝕む理由~
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2025 / 06 / 17
最終更新日:2025年7月15日
こんにちは!
パーソナジムBEYOND戸塚店トレーナーの馬場です。
本日は、、、
ジムや職場、コンビニなど、今やどこにでも売られているエナジードリンク。
「眠気覚ましに1本」「仕事前の気合い入れに」「トレーニング前のブーストに」と、日常的に飲んでいる人も多いのではないでしょうか?
しかし、トレーナーとして数多くのクライアントの健康とパフォーマンスを見てきた中で、エナジードリンクは身体にとって“静かな毒”になる可能性があることを実感しています🧐
今回は、エナジードリンクに含まれる成分の危険性と、その摂取が引き起こす身体的・精神的リスクを科学的に解説し、なぜ「筋トレ・ダイエット・健康志向の方」は避けるべきかをお伝えします💪
目次
1.そもそもエナジードリンクとは?その中身をチェック
「エナジードリンク」とは、主にカフェイン・糖分・アミノ酸・ビタミンB群などを含んだ清涼飲料水で、疲労回復や集中力向上を目的として販売されています。
代表的な成分は
• カフェイン(50〜300mg/本)
• 糖類(多いものは30g以上)
• アルギニン・タウリン
• ナイアシン・ビタミンB6/B12
一見「元気が出そうな成分」に思えますが、実はこの“組み合わせ”が、長期的に見て心身を蝕む危険な要因になる可能性があります。
2.カフェインの過剰摂取によるリスク
カフェインは適量であれば集中力向上や代謝アップといったメリットがあります。
しかし、過剰摂取は中枢神経や心臓に深刻な影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です!
一般的な成人の1日の上限
WHOや欧米の保健機関によれば、1日400mg以下が安全とされており、それを超えると
• 動悸・不眠・不安症状
• 心拍数の異常上昇(頻脈)
• 胃痛・吐き気・下痢
• 依存症・カフェイン中毒
などの副作用が報告されています。
エナジードリンク1本あたりに100〜200mg以上のカフェインが含まれていることもあり、2〜3本飲めば危険ゾーンに突入します。
特に
• 10代・20代の若年層
• 妊婦・授乳中の方
• 心臓疾患歴のある人
• ストレス過多のビジネスマン
の人は要注意です。
実際の死亡事故も発生
アメリカでは、エナジードリンクの過剰摂取が原因で10代の少年が心停止で死亡した例もあり、厚生労働省も注意喚起を行っています。
3. 糖質量は缶ジュース以上!?“隠れ砂糖”の罠
多くのエナジードリンクには非常に多量の糖質(砂糖)が含まれています。
例)人気商品A(250ml)
• 糖類:27g(=角砂糖約9個分)
これを毎日飲んでいれば、わずか1ヶ月で体脂肪1kg以上が蓄積する計算になります。
糖質過剰のリスク
• 肥満・体脂肪の増加
• インスリン抵抗性 → 糖尿病のリスク
• 虫歯・皮膚の老化(糖化)
• 集中力の低下(血糖スパイク)
「糖質=エネルギー」と捉えている人もいますが、精製された糖分は栄養価ゼロの“空のカロリー”です。
筋トレやダイエットの効果を最大化したいなら、精製糖の摂取は極力避けるのが良いと考えます。
4.カフェイン×糖質=中毒性の高い“依存ループ”
エナジードリンクが危険なのは、“依存性”のある成分が組み合わさっている点です。
• カフェイン:中枢神経を刺激し、 一時的な高揚感を得ます。
• 糖質:快楽ホルモン(ドーパミン)を分泌させます。
この「快楽コンボ」が繰り返されると、脳は“もっと欲しい”と誤作動を起こすようになってしまいます。
結果として「1本では効かない」が2本、3本と増えてしまう原因になり、「飲まないと集中できない」や
「寝不足でもエナドリ飲めばなんとかなる」など、
こうした依存ループに陥ると、身体は常に疲労状態になり、筋肉の回復・代謝・ホルモンバランスが崩れていきます。
5.筋トレ民・ダイエッターにとってのリスク
カフェイン依存で睡眠の質が低下
→ 筋肉の成長ホルモン(成長ホルモン・テストステロン)が減少し、 筋肥大や脂肪燃焼の効率が落ちてしまう。
糖質過多による脂肪増加
→ ドリンクに含まれる糖質の過剰摂取により、脂肪として体内に蓄えられ、ボディメイクにとって“逆効果”になる。
交感神経優位が続くことで慢性疲労
→ 副交感神経よりも交感神経が優位になることが持続することで、パフォーマンス低下や怪我のリスクが増えてしまう。
結論、一時的なパワーアップ感の代償は大きいということになります。
6.パーソナルトレーナーが伝える「代替手段」
エナジードリンクを使わずに、健康的に集中力やエネルギーを高める方法は他にもあります。
朝の光を浴びる(体内時計を整える)
→ セロトニン分泌され、朝の目覚めがスッキリします。
高品質なカフェイン源を使う
→ ブラックコーヒー1杯(約100mg)、緑茶(約30mg)が糖分ゼロで抗酸化作用もあるためおすすめです。
食事からのエネルギー補給
→ 低GI炭水化物(オートミール・玄米・さつまいも)を選び、アルギニンは食品(大豆・鶏むね肉・ナッツ)から摂取しましょう。
プレワークアウトとして自然派のサプリ活用
→ カフェインレスBCAA・クレアチンなどがおすすめです。
未成年への影響と社会的リスク
日本では法規制が緩く、10代でも自由に購入・摂取可能ですが、成長期におけるカフェイン・糖質の大量摂取は
• 学力・集中力の低下
• 睡眠障害
• 食生活の乱れ
• 将来の糖尿病リスク増加
など、長期的な健康被害の温床となる恐れがあります。
海外では、18歳未満の販売を禁止する動き(イギリス・リトアニアなど)も進んでおり、日本でも今後規制強化が求められています。
7.まとめ
その1本、本当に必要ですか?
私自身、昔は「なんとなく」エナジードリンクを飲んでいた時期があります。でも、それをやめて生活習慣を整えたことで、集中力・体調・トレーニング効果のすべてが向上しました。
あなたの“その1本”が、未来の体を左右するかもしれません。
「本当に必要か?」と、一度立ち止まって考えてみましょう。
健康・ボディメイクの本質は、“一時の元気”ではなく、“長期の土台”です。
ご相談・食事改善・習慣改善サポートならパーソナルジムBEYOND戸塚店にお任せください!
あなたの目標を一緒に実現できるよう、全力でサポートします!
8.記事の著者
【名前】
馬場 諒
【award】
2022 BEST BODY JAPAN 水戸大会 Finalist
2023 Summer Style Award 東京大会 Stylish guy 5th入賞
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▼BEYOND戸塚店の過去のブログはこちらから
https://beyond-totsuka.com/news/2023/3358/