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腸内環境が崩れることでホルモンバランスの崩れも起きる⁉️

腸内環境とホルモンバランスの関係についてお話をする前に、そもそも「腸内環境が崩れるってどういうこと❓」という疑問を持った方もおられると思います。

腸内環境が良い状態とは簡単に説明すると、腸内の善玉菌が悪玉菌より適度に多い状態で、善玉菌優位の腸内環境のことを言います💁‍♀️💁💁‍♂️

腸内には善玉菌や悪玉菌以外にも日和見菌という善玉、悪玉どちらかの優勢な方に同調して作用する菌がいます。

その3つの菌の理想のバランスは「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」とされています。

善玉菌の代表としては、

✅乳酸菌

乳酸を作り出し腸内を酸性に保ち、悪玉菌が増えるのを抑制し腸の働きを正常にします✨

✅ビフィズス菌

乳酸と酢酸を作り出し酢酸は強力な殺菌力や免疫を保護すると言われています✨

✅酪酸菌

酢酸と酪酸を作り出し、酪酸は酪酸菌からしか作ることは出来ず、酪酸は大腸の上皮細胞が必要とするエネルギーの60~80%が酪酸でまかなわれています✨

さらに、大腸の酸素を消費することで、酸素濃度を薄くし酸素が嫌いなビフィズス菌などの善玉菌の活動しやすい環境にします。

これら善玉菌はオリゴ糖や食物繊維をエサとして、乳酸や酢酸、酪酸などの短鎖脂肪酸を作り出します。

酪酸やプロピオン酸の一種は大腸で使われますが、それ以外の短鎖脂肪酸は大腸の粘膜から吸収され血流にのり、全身の臓器などの形成などに関わるエネルギーになります💪💪

また、短鎖脂肪酸は肥満の抑制と深くかかわっていることが近年分かってきました☝️

東京農工大学大学院の特任教授の木村郁夫博士が、短鎖脂肪酸が肥満(脂肪細胞の増殖)のブレーキの役割を担っていることを論文で発表しています。また、食欲抑制や糖尿病予防にも効果があるとしています。

私たちの腸内では上記のような善玉菌が優位で正常に働くことにより、肥満対策や免疫力アップ、ホルモン代謝、発がん性物質の分解に影響があるとされています。

🟡腸内環境が崩れる原因🟡

腸内環境が崩れる原因はさまざまですが、大きな原因としては、

✅食生活の乱れ

砂糖や小麦などの精製された炭水化物、肉類中心の生活、加工食品の取り過ぎ😱

✅ストレス

ストレス過多により交感神経が優位となり、胃腸の活動が低下😱

✅加齢

食生活や運動不足などの蓄積が影響もあると考えれますが、50~60代になると悪玉菌が優位となっている人が多いと言われています😱

腸内環境は先述のとおり、肥満や、現代病ともいわれる糖尿病や高血圧、花粉症や食品アレルギーや癌などの様々な疾患や病気との関連が分かってきています。

さらに、私たちの免疫細胞の70%が腸内に存在しており、近年、猛威を振るっているコロナウィルスなどにも「腸内環境を改善して免疫力を上げることで一定の予防が出来るのではないか」と、学者の間では話題になっています。

🟡腸内環境とホルモンバランスの関係って?🟡

そして、一見関係の無いように思える、腸内環境とホルモンバランスはどのように関係しているのでしょうか😌

実は私たちの腸と脳は「迷走神経」という神経で直接繋がっていて、お互いに密接に影響しあっています。例えば、緊張するとお腹を壊したり、ストレスが多い生活を送ると便秘になるのも、腸と脳が相互に影響しあっているからです。

その他にも、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の90%が腸内で作られており、腸内環境の悪化がうつ病、やる気のなさ、注意欠陥障害を引き起こす原因なのではないかとも言われています。

🟡とくに女性はホルモンバランスの影響を受けやすい🟡

腸内環境の悪化によるホルモンバランスの影響はどんな方にとっても大切な問題ですが、ホルモンバランスの崩れに影響されやすいとされる女性は、とくに気をつけたいところです🤔

腸内環境の悪化が月経困難症やPMS(月経前症候群)、うつ病、やる気のなさなどの原因の一つであることが報告されています。

その中でも、うつ病の原因は本当にさまざまで、女性の社会進出や人間関係の複雑化など、腸内環境だけが問題であるとはもちろん言いませんが、女性のうつ病の罹患率(りかんりつ)が男性に比べて1.7倍から2倍であるというデータをみると、ホルモンバランスとの関係は切り離して考えられない問題だと思います✊

まとめ

今回は、腸内環境とホルモンバランスの関係についてお話ししました✨

脳と腸は直接繋がっていて、相互に関係しているということがお分かりいただけたのではないかと思います😊

腸内環境を整えることがホルモンバランスを改善することの一つの手段となりますので、普段の生活や食事内容を少し意識して、腸内環境の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか- ̗̀ ☺︎  ̖́-

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